大阪市では2013年度に、まちをひとつの大きなミュージアムと捉え、そこに存在する「生きた建築」を通して大阪の新しい魅力を創造・発信する取組み(生きた建築ミュージアム事業)を開始しました。その一環として、2014・2015年度に実施した大阪発・日本最大級の建築公開イベント「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)」は、建築を通じて、多くの方々に大阪の新しい魅力に触れていただく貴重な機会となりました。
「生きた建築ミュージアム大阪実行委員会」は、この取り組みをさらに発展させることを目的として、建物所有者をはじめとする民間企業、専門家、大阪市等が協力・連携し、2016年7月20日に発足した組織です。実行委員会は「イケフェス大阪」を主催するほか、建物所有者や関係者の方々のご協力を頂きながら、「生きた建築」を通した新しい大阪の都市魅力の創造・発信をめざして、様々な活動を展開しています。
その取組みを継承・発展させるため、2023年9月20日に一般社団法人生きた建築ミュージアム大阪を設立しました。
生きた建築について
歴史的な建築から現代建築まで、大阪の歴史や文化、市民の暮らしぶりといった都市の営みの証であり、様々な形で変化・発展しながら、今も生き生きとその魅力を物語る建築物のことを、私たちは「生きた建築」と呼んでいます。本実行委員会では、従来の文化財としての建築の価値とは異なる、建築の新しい価値を発信していきます。
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪について
生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪(イケフェス大阪)は、毎年秋の週末に、大阪の魅力ある建築を一斉に無料で公開する日本最大級の建築イベントです。
長いときを刻んだ歴史的な建築から、斬新なデザインの現代建築まで、あの建築家の名作から、昭和の雰囲気を色濃く残す街場の喫茶店まで、大阪という都市の魅力を様々に物語る「生きた建築」が、一斉にその扉を開きます。
イケフェス大阪は2014年に始まり、2019年には150件以上の建築が公開され、延べ5万人を超える方が参加する日本最大級の建築イベントとなりました。普段は公開されていない建築の特別公開や、オーナー自らによる建物解説など、イケフェス大阪でしか体験できない多彩なプログラムを無料で体験することができます。
イケフェス大阪で気になる建物を巡り、「生きた建築」の素晴らしさとそれを支える人の存在に触れ、大阪という都市の魅力と豊かさを感じ取って下さい。
長いときを刻んだ歴史的な建築から、斬新なデザインの現代建築まで、あの建築家の名作から、昭和の雰囲気を色濃く残す街場の喫茶店まで、大阪という都市の魅力を様々に物語る「生きた建築」が、一斉にその扉を開きます。
イケフェス大阪は2014年に始まり、2019年には150件以上の建築が公開され、延べ5万人を超える方が参加する日本最大級の建築イベントとなりました。普段は公開されていない建築の特別公開や、オーナー自らによる建物解説など、イケフェス大阪でしか体験できない多彩なプログラムを無料で体験することができます。
イケフェス大阪で気になる建物を巡り、「生きた建築」の素晴らしさとそれを支える人の存在に触れ、大阪という都市の魅力と豊かさを感じ取って下さい。
実行委員会のロゴマークついて
OSAKAの「O」と木の「年輪」とを掛け合わせたシンボルマーク。抽象的に図案化した年輪を矩形と組み合わせることで、「生きた建築」を想起させるデザインになっています。歴史を刻む生きた建築が開かれることで街に人の動き・つながりの輪ができ、それが広がっていくような意味合いを込めました。またロゴタイプには、日本を代表する書体メーカーで、1924年創業で大阪に本社を構えるモリサワが、1955年に初めて発表したオリジナル書体文字の「ゴシックBB1」を用いることで、「生きた建築」が大阪初のムーブメントであることを表現しています。
アートディレクション:後藤 哲也
シンボルマークデザイン:山内 庸資
タイプフェイス:ゴシックBB1(モリサワ)
アートディレクション:後藤 哲也
シンボルマークデザイン:山内 庸資
タイプフェイス:ゴシックBB1(モリサワ)