53大阪商工信用金庫 新本店ビル

竣工当時の外観写真です。本店を松屋町より移転し、元東洋紡ビル跡に地下1階、地上12階建の新本店を建築し、2017年9月に竣工致しました。 ビル側面にある当庫のロゴマークは、お客様のお金を大切に預かる「商工」を母親が子供を抱いているような「優しさ」と「信頼関係」をイメージ化した自由な曲線で表現し、お客様のよきパートナーでありたいとの願いを込めております。 巨大レリーフ「糸車の幻想」です。元々東洋紡ビルの屋上に設置されていましたが、当地に新本店を建築するにあたり、大阪経済の中心・船場の繁栄を物語る戦後ビルの歴史を受け継ぐ為、100%再生保存致しました。 捨てられる運命であった陶磁器の破片等を終結させることでモザイクに見立てたもので、「再生~永遠の力強さ」の想いが、デザインを行った今井兼次により込められています。この場所は常に解放されており、どなたでも近くでご覧いただけます。 新型コロナウイルス感染症と向き合う医療従事者への感謝を表そうと、日没前よりライトアップを行いました。元々はイギリスではじまったもので、国営医療サービスのシンボルカラーがブルーであったことにちなんでいます。 地下1階の免振設備です。地下柱の上部と建物の間に免振装置を設け、地震の揺れが建物に伝わるのを防ぐ構造となっています。ゴムと鋼板を交互に積層し、上下方向には建物を支える機能、水平方向には地震の揺れを吸収する機能を有しています。 地下1階のオイルダンパーです。中には油が入っており、建物と基礎の間に設置することで、地震エネルギーを熱に変換して建物の加速速度を低減するとともに、揺れを早く収める機能を持っています。 11階の社員食堂です。これからの時代には職員にも心の安らぎが必要という、設計の安藤忠雄氏の考えにより、見晴らしの良い11階に作られました。屋上まで吹き抜けの植樹スペースも設けられており、憩いの場となっています。 駐車場及びビルの側面に設置されている、彫刻家 植木茂氏石による石のレリーフです。巨大レリーフ「糸車の幻想」と同様、元々東洋紡ビルに設置されていたものを再生保存しております。 駐車場及びビルの側面に設置されている、彫刻家 植木茂氏石による石のレリーフです。巨大レリーフ「糸車の幻想」と同様、元々東洋紡ビルに設置されていたものを再生保存しております。

建物解説

2017年竣工の新本店ビルは安藤忠雄の設計。かつてあった本町ビル屋上を飾っていた、建築家・今井兼次による巨大なレリーフを、最新の3D技術を用いて復元。誰でも近づける低層部に移して場所の歴史を継承した。

基本情報

所在地中央区本町2-2-8
建設年2017年
設計安藤忠雄

楽しみ方

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