106大阪大学待兼山修学館

重厚感のある階段を上ると、踊り場には波ガラスやステンドグラスをはめ込んだ窓があり、当時のモダンで装飾的な意匠が楽しめます。(撮影:2020年8月) 3階展示室では国の登録記念物であるマチカネワニの化石標本が目の前で見られます。建物がある待兼山で出土したこの化石は、日本で発見されたワニ類の化石の第一号であり、頭骨の長さが 1メートルを優に越えます、ワニ類の中でも大型の化石です。(撮影:2020年8月) この建物は現在は大阪大学総合学術博物館として活用されており、当館の立地する待兼山から出土した史料や化石、また、江戸時代に創設された懐徳堂・適塾から現在にいたる大阪大学の歴史や、その中で生まれた研究について展示しています。 展示室以外にも、3F階段横など、建物内には展示が点在しており、建物の雰囲気と併せて展示をご覧いただけます。(2020年8月) エントランス付近の床を彩る意匠は、当館が昭和初期に病院として活用されていた時から見られたもので、当時のモダンな雰囲気を現在に残している。(撮影:2020年8月) 昭和初期に病院として活用されていた当時、エントランスにあった動物の意匠。現在は待兼山修学館の外壁に移設されている。(撮影:2020年8月)

建物解説

大阪帝国大学医学部附属病院石橋分院本館として建てられ、活用された建築が、大阪大学総合学術博物館待兼山修学館として再生されました。南北に両翼を延ばした対称形の外観で、全体に庇をまわして水平線を強調したデザインとなっています。

基本情報

所在地豊中市待兼山町1-20
建設年1931年 / 2007年(改修)
設計大阪府内務部営繕課

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