38大阪府立中之島図書館

明治37年第15代住友吉左衛門氏の寄付により、野口孫市氏の設計で造られた。ギリシャ・ローマ神殿建築様式を踏襲している。(撮影:2021年3月)
大正11年住友家の寄付により日高胖氏の設計で左右の両翼が増設。現在右側翼には「スモーブローキッチンナカノシマ」がカフェとして営業。窓からの丸い灯が図書館の外灯とマッチしている。(撮影:2021年3月)
アンカンサスがふんだんに添えられたコリント式の巨大な円柱と梁(撮影:2021年3月)
中之島図書館を象徴する青銅の円形ドーム 明かり採りのための円窓にはステンドグラスがはめ込まれている。(撮影:2021年3月)
中央ホール吹き抜けの3階壁面は銅製の「文神像」「野神像」をはじめ菅原道真・孔子・ソクラテス・アリストテレス・シェイクスピア・カント・ゲーテ・ダーウィンの八哲の名が記されている。(撮影:2021年3月)
中央ホールのクラシックな灯りと天井のステンドグラス。壁には巨大な銅板額「建館寄付記」その下に「増築寄付記」が浮かび上がる。(撮影:2021年7月)
中央ホール 吹き抜けの天井を見上げると、円形のステンドグラスから柔らかな光が差し込む。木目が美しい流線形の大階段が堂々と存在する。(撮影:2021年3月)
「記念室」(2021年3月)船の舵にも見える扇型の窓には開館当時の手作りガラスが、わずかな歪みをもって光を通している。
「館庭」(2021年8月)昭和29年創立50周年を祝い川田順が寄せた歌が歌碑として残る。「難波津のまなかに植ゑし智慧の木は五十年を経て大樹となりぬ」小鳥たちの憩いの場にもなっている。
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建物解説

住友家の寄付による図書館は、1世紀を超えて今も現役。住友に属した野口孫市による設計は、当時の日本の古典主義様式の習熟度の高さを示している。2016年からはカフェも開設された。

基本情報

所在地北区中之島1-2-10
建設年本館(1904年) / 左右翼棟(1922年)
設計住友本店臨時建築部(野口孫市、日高胖)