42Kansai University Senriyama Campus

関西大学千里山キャンパスの中心にあたるグラウンドのあった位置に鬼頭梓による設計の総合図書館が竣工した当時の航空写真です。この当時キャンパス内には、最も多くの村野建築が存在していました。(撮影:1985年頃)
「簡文館 外観」 柱が壁面を区切り、こげ茶色の塩焼きタイルが貼られています。2 階のバルコニー部分は、こげ茶の他に青・緑・黄のタイルを用いてモザイクが施されており、豊かな表情となっています。(撮影:2013年11月)
「簡文館 螺旋階段」 村野が設計した階段の美しさには定評があります。村野らしい優美な階段は簡文館の螺旋階段でしょう。薄いスラブ(床)の階段と、社交ダンスのしなやかな腕の振りを連想させる木製手すりのなめらかさに村野らしさが光っています。(撮影:2017年10月)
「簡文館 展示室」 現在、博物館の展示室になっていますが、もともとは、開架閲覧室として利用していました。円形の天井は逆梁となっており、天井には小さな円形でデザインされた天窓から現在でも当時の開放的な空間と優しい光を感じることができます。(撮影:2015年4月)
「簡文館北側 外壁」 このタイル壁は1955 年に竣工し、2005 年に解体された第1 学舎1 号館エントランスホールの壁面から移設されたものです。村野によりデザインされた抽象的な図柄は、青緑、黄色などのタイルによって描かれています。(撮影:2014年2月)
「円神館 外観」 第1学舎の図書館の分館として建設され、現在はITセンターとして利用されています。円形の平面をもち、16本のエンタシスのある円柱で支えられた円形部分と、そこから吊り下げられたガラスの箱状の部屋が印象的です。(撮影:2017年9月)
「誠之館 外観」 誠之館とは学生の課外活動のための施設群で、部室や会議室などが数期に分けて建設されました。外壁は、タイルを裏に貼ったコンクリートでコの字型の突起を作るユニークなものとなっています。(撮影:2017年9月)
「KUシンフォニーホール 外観」 誠之館エリアにある学生の課外活動のためのホールです。音楽会や演劇、映画の上映など、多目的に使われています。建物の外壁は3次元的な曲面を描いており、調光室が飛び出したデザインが壁面のアクセントになっています。(撮影:2014年3月)
「千里庵 外観」 誠之館西端の和室(通称「千里庵」)は、むくりのある、薄くて柔らかな屋根が印象的な村野藤吾らしい数奇屋建築です。ベニア板など廉価な材料を用い、大学建築らしい簡素な茶室となっています。(撮影:2017年9月)
「関西大学会館 外観」 村野・森建築事務所と小河建築事務所の共同設計による大学本部の建物です。コンクリート打放しの柱梁型が表れており、木造建築の木組を思わせるようなデザインになっています。(撮影:2017年10月)
「第3学舎 外観」 全面、白いタイル貼りで、スリットの入っている塔状の階段室部分がポイントになっています。入口ホールから両側に分かれて上階へ誘う階段は、シンプルですが、ドラマティックな動線となっています。(撮影:2017年9月)
「第3学舎 廊下」 第3学舎の上階の廊下には、円形の吹抜とトップライトが設えてあります。このトップライトは、現在ガラスで塞がれていますが、教室に囲まれた空間に、光をもたらします。(撮影:2017年1月)
「第4学舎2号館研究棟 外観」 千里山キャンパス内で規模の大きい建物での一つです。高低差のある敷地の形状に合わせ、教室棟と研究棟がクエスチョンマークのような形につながっています。(撮影:1969年頃)
「岩崎記念館 外観」 千里山キャンパスにおける村野作品としては後期のものになります。窓を見ると、1階は奥まった部分に、2、3階は面揃え、4階では窓枠が突出し、デザインのアクセントとなっています。(撮影:2017年9月)
「関西第一高等学校 グラウンド」 村野は、キャンパス内にある併設校の高等学校・中学校校舎も設計を行いました。画像中央の建物は、その関連施設で初めに建設された校舎です。後に、手前の校舎を増築し、キャンパス内で最後に奥の校舎が建設されました。これらは阪急千里線からもよく見ることができます。(撮影:2018年4月)
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スペシャルコンテンツ

関西大学千里山キャンパスにおける村野藤吾建物群

関西大学千里山キャンパス内の村野藤吾設計の建物の数々を、関西大学博物館のマスコット埴輪が紹介。ぜひお楽しみください。

建物解説

巨匠・村野藤吾と関西大学との関係は深い。戦後間もない1949年から晩年の1980年にかけて、千里山キャンパスで約40の建物を実現。その約半数が現存し、機能と立地を受け止めた多彩な表情を見せている。

基本情報

Address吹田市山手町3-3-35
Year Built1953年
Design村野藤吾 他